SIGMA sd Quattro Hで撮った地中海クルーズの旅

SIGMA sd Quattro H + 24-105mm F4 DG OS HSM | Art を使って、地中海の街並みを撮影してきました。

薄暗い教会などでの苦戦もありましたが、地中海で撮った"Foveon物件"をぜひご覧ください。

なお、旅の詳細などについては旅行記に譲らせていただきます。
(「MSCメラビリアで航く地中海クルーズ旅行記」などで検索ください。)

※2019年2月、新婚旅行で地中海クルーズ10日間の旅に行ってきました。その際の撮影記としてまとめています。

Day1 出国

成田空港から夜の便にて発ちました。
トランジットを経て、バルセロナに到着です。

Day2 バルセロナ (スペイン)


バルセロナに着くと、そのまま港までバスで向かい乗船手続きとなりました。

気づくと夕方、出発です。

夕日が射し込む船内でディナーをいただきます。
デザートにアイスクリームを食べたり、船内を散策してから、休みを摂りました。

Day3 マルセイユ (フランス)


3日目の朝です。
AM6:45。船の上では、遮るもの無く朝日を望むことができました。

24(32)mm ISO100 F5 1/80s


船内では、AM6:00またはAM6:30から朝食ビュッフェにありつけました。 そのため、朝一で朝食を済ませ、朝焼けをスタンバる生活がはじまります。

マルセイユの港が見えてきました。

46(61)mm ISO100 F4.5 1/100s


バルセロナでは船に直行だったため、マルセイユが観光初日です。
今回のクルーズでは、朝、港に到着し、夕方頃までツアーもしくは自由時間を楽しむことができます。

私と妻は自由に行動したかったので、基本的にツアーは参加せず、決められた乗船時間まで観光を楽しむことにしました。
なお、船に乗っている間に添乗員の方とお話ができたため、耳寄りな情報は事前に聞くことができました。

まず、最初に「ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院」に向かいました。

Foveonだからこそ、と言える建物の質感をお楽しみください。

42(56)mm ISO100 F9 1/500s


42(56)mm ISO100 F9 1/160s


24(32)mm ISO200 F4 1/30s


ここは仕方なく、ISO200に上げています。
ベイヤーユーザーの方にとってはISOの100も200も変わらないかと思いますが、FoveonにとってISO200は苦渋の選択です。

今回の旅では、明るさの限られたシチュエーションが多く想定されました。それにも関わらず、sdQHだけで撮影に臨んだ点が、本記事の良さになるはずだと思っています。

38(50)mm ISO200 F4 1/160s


寺院を出て、丘を港方向に下っていきました。

105(140)mm ISO100 F9 1/800s


モノクロームで現像すると、冬の寒さや空気感を感じられます。

46(61)mm ISO100 F9 1/800s


42(56)mm ISO F9 1/125s


近くに学校があるようです。若者が多いところにストリートアート有り、です。

24(32)mm ISO100 F9 1/60s


24(32)mm ISO100 F9 1/160s


その後、海鮮パスタをいただいたり、マルセイユ石鹸を購入したり、しています。しかし、残念ながら、これらの写真はiPhoneで撮っているため、本記事では割愛されます。

港に戻ってきました。

74(98)mm ISO100 F8 1/500s


来た道とは別のルートを通って船へ戻ります。

35(46)mm ISO100 F9 1/1000s


51(68)mm F8 1/160s


Day4 ジェノバ (イタリア)


3カ国目のイタリアに入ります。

厚い雲の隙間から朝日が見えてきました。

24(32)mm ISO400 F5.6 1/40s


24(32)mm ISO100 F5.6 1/50s


24(32)mm ISO100 F5.6 1/60s


船を降りる頃には晴れ間が広がってきました。
港から旧市街に向かって歩きます。

24(32)mm ISO100 F7.1 1/200s


57(76)mm ISO100 F6.3 1/500s


港町ジェノバには水族館もあり、朝から行列です。

87(116)mm ISO100 F6.3 1/800s


細い道を抜けて、「サン・ロレンツォ大聖堂」へ向かいます。

こういった路地はなんだかワクワクしますね。
明暗がグラデーションになっている場所を好みます。

38(50)mm ISO100 F6.3 1/200s


大聖堂が見えてきました。

46(61)mm ISO100 F6.3 1/1250s


街の中に突然、壮大な建築物が現れるので不思議な感覚です。

柔らかい日の光が、存在感を引き立たせています。

24(32)mm ISO100 F6.3 1/640s


ジェノバデザインな車が停まっていました。

31(41)mm ISO100 F6.3 1/800s


すぐ近くの「フェッラーリ広場」です。
歴史的な街並みは見応えも、撮り応えもありました。

24(32)mm ISO100 F6.3 1/1600s


51(68)mm ISO100 F6.3 1/400s


28(37)mm ISO100 F7.1 1/1000s


有名な「ガリバルディ通り」を通って港の方へ戻っていきます。

74(98)mm ISO100 F5 1/125s


24(32)mm ISO100 F5 1/500s


35(46)mm ISO100 F5 1/640s


ところで、ジェノバといえばジェノベーゼですね。
いわゆる緑のパスタは"ペスト"と言うそうです。

本場の"ペスト・ジェノベーゼ"を食べよう、と立ち寄ったお店は開店前でした。そのため、暫し王宮で時間を過ごします。

記憶が正しければ、王宮の庭で日本から持参した"柿の種"を食べています。

28(37)mm ISO100 F8 1/800s


歴史ある立派な教会が密集して建っているので、ブラブラ散歩をしながら立ち寄るのに良い街でした。

24(32)mm ISO100 F4 1/3s


31(41)mm ISO400 F4 1/320s


46(61)mm ISO100 F7.1 1/125s


Day5 チベッタベッキア→ローマ→バチカン (イタリア)

5日目はチベッタベッキアの港からバスでローマに向かいます。


イタリアには2年ほど前に旅行で来ており、ローマは2度目の訪問でした。
そのため、コロッセオ前に到着するやいなや、ツアーを抜けてバチカンに向かいます。

イタリア旅行の際にもバチカンを訪れはしたのですが、人で溢れていたために入り口までで諦めておりました。リベンジ達成です。

24(32)mm ISO100 F8 1/640s


サン・ピエトロ広場で行列に並びます。

石壁のリアリティ溢れる描写がたまりません。

74(98)mm ISO100 F8 1/640s


サン・ピエトロ大聖堂」に入ります。

35(46)mm ISO100 F5.6 1/200s


2月の地中海は北海道くらいの寒さで、オフシーズンです。
ダウンジャケットを着ての観光になりますが、その分、クルーズとは思えないリーズナブルな価格です。
それに加えて、冬の柔らかい日差しは石壁や彫刻を写すのにちょうど良いです。

24(32)mm ISO100 F5.6 1/160s


上まで登ってきて、バチカン、ローマを望みます。

24(32)mm ISO100 F9 1/250s


24(32)mm ISO100 F9 1/800s


内装は見渡す限りの美しい装飾です。もちろん、高感度が得意なカメラに広角レンズを付けて撮るのも楽しいだろうな、と思います。
ただ、結構シャドウが粘ってくれています。

42(56)mm ISO200 F4.5 1/50s


35(46)mm ISO200 F4.5 1/50s


大聖堂を後にします。

ここで大きなミスをするのですが、ISO200であることに気づかぬまま、翌朝を迎えることになります。

35(46)mm ISO200 F4.5 1/1000s


31(41)mm ISO200 F8 1/400s


分かるでしょうか。
とても立派な最高裁判所なのですが、ノイズが気になってきます。注意が必要です。

24(32)mm ISO200 F8 1/3200s


もちろん、ローマでもパスタです。
ラ・カルボナーラ」のカルボナーラは格別です。
2度目にありつけると思っていたのですが、ちょうど定休日の日曜日に当たってしまいました。また訪れたいです。

57(76)mm ISO200 F8 1/640s


集合場所であるローマ三越まで向かい、バスで船に戻ります。

24(32)mm ISO200 F8 1/1600s


Day6 パレルモ (イタリア)


地中海の真ん中に浮かぶシチリア島が見えてきます。

24(32)mm ISO200 F9 1/200s


74(98)mm ISO200 F9 1/500s


87(116)mm ISO200 F8 1/250s


クルーズ旅は忙しいです。
日中は撮影と観光を楽しむ。船に戻ってからはワインと共にディナーを嗜む。その後、サーカスを鑑賞したり、カジノに足を運んだりしなければなりません。
ISO感度に気づく暇さえ与えてはくれないのです。

パレルモと言えば、金箔のモザイク画で有名な「モンレアーレ大聖堂」です。
市内からバスで40分ほど離れたところにあるのですが、クルーズにバスツアーが付いていました。
観光に不便しないところがクルーズの良いポイントの1つです。

46(61)mm ISO400 F4 1/50s


68(90)mm ISO400 F4.5 1/60s


パレルモ市内を望みながら一息ついたことで、ISO感度も戻ります。

31(41)mm ISO100 F8 1/640s


地中海の島でキティちゃんに遭遇。

42(56)mm ISO100 F8 1/1000s


バスの時間まで柑橘系のジュースをいただきます。
モンレアーレの露店では、"三脚巴(さんきゃくともえ)"モチーフのお土産がたくさんあります。
我が家の冷蔵庫にもマグネットが付いています。おすすめです。

市内に戻ってからは、夕刻まで自由時間です。
まずは「パレルモ大聖堂」から。

46(61)mm ISO100 F9 1/400s


パレルモは、大きく旧市街と新市街に分かれています。
旧市街は、歴史を色濃く残した庶民的な街の様相です。一方で、新市街はブティックやカフェが立ち並ぶ繁華街です。

今回の観光では、主に旧市街を回りましたが、両極的な街並みを比較しながらゆっくり歩くのも楽しそうです。

35(46)mm ISO100 F8 1/800s


24(32)mm ISO100 F6.3 1/400s


「クアットロ・カンティ」です。
交差点という意味で、4つの角それぞれに彫像が置かれています。
1階部分の彫像は"春夏秋冬"を表しているそうです。
季節や時間帯に応じて光の当たり方が変わり、それぞれ違った表情を見せてくれそうです。

24(32)mm ISO100 F6.3 1/400s


24(32)mm ISO100 F6.3 1/500s


プレトリアの噴水」や「マッシモ劇場」といった観光名所を見て、パレルモを後にします。

28(37)mm ISO100 F6.3 1/60s



24(32)mm ISO100 F8 1/1000s


Day7 バレッタ (マルタ)

4カ国目、最後の国はマルタ共和国です。
マルタの首都バレッタ世界遺産に登録されています。


朝焼けを見ながら、到着を待ちます。

35(46)mm ISO100 F8 1/80s


24(32)mm ISO100 F8 1/400s


バレッタは入港時が見もの、と事前に伺っていたのですが、この眺めです。
大変美しいです。

24(32)mm ISO10 F8 1/400s


大きく高さのあるクルーズ船だったこともあり、朝日が射し込む港を見渡すことができました。
船で訪れるべき港です。

24(32)mm ISO100 F8 1/800s


57(76)mm ISO100 F8 1/1600s


68(90)mm ISO100 F8 1/1000s


旅の終盤でやっと船の写真を1枚。iPhoneで撮ったものですが。
sdQHでも撮っておくべきでした。


ネコが出迎えてくれました。
そういえばこの旅では初ネコです。

105(140)mm ISO100 F6.3 1/320s


「聖ヨハネ司教座聖堂」を訪れます。
教会の中は黄金一色の彫刻に包まれ、床面には大理石の墓碑が広がっています。

62(82)mm ISO800 F4 1/60s


24(32)mm ISO200 F4 1/50s


教会を後にして、近くにある「騎士団長の宮殿」に入ります。
こちらでも、窓からの光を頼りにして写真を撮りました。

24(32)mm ISO100 F5.6 1/100s


24(32)mm ISO400 F4 1/30s


石造りの街並みは、どこを歩いても美しい光景でした。

24(32)mm ISO100 F5 1/100s


24(32)mm ISO100 F7.1 1/800s


31(41)mm ISO100 F8 1/640s


バレッタは小さい街で、城門から聖エルモ砦まで1kmほどです。
1日で十分に回ることができたので、クルーズにはぴったりです。

57(76)mm ISO100 F8 1/320s


観光名所である「アッパー・バラッカ・ガーデン」はたくさんの人で賑わっていました。
高台になっていてバレッタ港"グランド・ハーバー"を見渡せます。

35(46)mm ISO100 F8 1/640s


42(56)mm ISO100 F8 1/1250s


バレッタを後にする際にも、ネコが見送ってくれました。

105(140)mm ISO100 F5.6 1/200s


105(140)mm ISO100 F6.3 1/250s


Day8 終日クルーズ

※飛行機でのルートを表示しています。


8日目は終日、船の上で過ごします。
マルタからスペインのバルセロナへ、直線距離にして約1,200Kmの移動です。

写真をご紹介をしつつ、クルーズの話も挟んでおりましたが、ここでも少し船の話題です。

終日クルーズ日は、クルーズが好きな方にとっては船を存分に満喫できる日と聞きます。
朝は変わらずレストランのビュッフェからはじまりますが、夜まで開いているのでいつでも食べ放題です。また、ケーキバイキングのイベントも開催されていました。

腹ごしらえを終えると皆さん室内プールで泳いていたりします。
バスケットコートがあり、ボウリングもできて、ゲームセンターで遊ぶこともできます。
私達夫婦は卓球で遊んだり、ジムで汗を流したりしました。

終日クルーズを活用し、お情けで体を動かしているという訳です。

船旅の中で2回、フォーマルナイトがあったのですが、この日もそれに当たり、スーツ・ドレスを着てディナーを食べています。

最後にキャリーバッグの中身を整理して、船旅が終わってしまう名残惜しさとともに眠りにつきます。

Day9 バルセロナ (スペイン)

クルーズ旅、最後の朝です。 モーニングビュッフェをいつもより多めに平らげて、デッキに向かいます。

日が昇る前のデッキは見渡す限り真っ暗で、強い風も吹いていたのでなんだか怖い雰囲気でした。

しかし、空が明るくなってくると、幻想的なグラデーションに変わっていきました。

28(37)mm ISO100 F5 1/40s


24(32)mm ISO100 F5 1/80s


105(140)mm ISO100 F6.3 1/320s


105(140)mm ISO100 F8 1/640s


46(61)mm ISO100 F8 1/200s


バルセロナに戻ってきました。
下船手続きを終え、キャリーと共に船を降ります。

最終日は「サクラダファミリア」のバスツアーの後、空港に向かうスケジュールでした。

サクラダファミリアを背にして記念撮影をした後、中へ向かいます。

24(32)mm ISO100 F8 1/250s


"ファザード"と呼ばれる4本の鐘塔は、作られた時代によって質感が異なっています。

24(32)mm ISO100 F8 1/250s


24(32)mm ISO100 F8 1/250s


サクラダファミリアに対しては、未完の世界遺産、"終わらない工事"の象徴、といった認識しか持ち合わせていませんでした。
そのため、ステンドガラスをはじめとした非常に美しい内装には、驚きと感動がありました。

聖堂内を見学できる時間が短かったため、急いでステンドガラスの写真を撮りました。

62(82)mm ISO100 F5 1/100s


51(68)mm ISO100 F4 1/30s


24(32)mm ISO200 F4 1/125s


24(32)mm ISO100 F4 1/40s


陽が照らす色鮮やかなステンドガラスには圧倒されました。

28(37)mm ISO100 F6.3 1/250s


あっという間に集合時間です。
バスで空港に向かい、地中海の旅も終わりを迎えます。

Day10 帰国

さて、"SIGMA sd Quattro Hで撮った地中海クルーズの旅"

ここまで目を通していただけた方には大変、大変、感謝です。

旅のお供にもやっぱりFoveonと感じていただけたでしょうか。
旅の思い出もFoveonで残すと感慨もひとしおです。

全日、天気にも恵まれ、楽しい新婚旅行を満喫することができました。

"クルーズ"と聞くと色々な面でハードルが高い印象を持っていました。ですが、意外と"人それぞれ好きな乗り方ができるな"、と思いました。
今回の旅であれば、「地中海の美しい街並みを良いとこ取りでスナップする」、という用途でもオススメです。

旅の終わりの頃には、「次はギリシャクロアチアクルーズ!」「いや、北欧のクルーズ!」といった会話も聞こえきました。
私達もまた行けたらいいな、と思っています。

SIGMA dp0 / dp3 Quattroにジャストフィットするカメラバッグ

読者は「SIGMA dp Quattro カメラバッグ」と検索していて迷い込んだ方を想定しています。

はじめに

SIGMA dpシリーズはとても前衛的で格好良いデザインなのですが、バッグへの収まりの悪さは否めません。
私のように、これに抗いながらカメラバッグを探し求めている方がいたとして、その方の助力となれば幸いと思っています。

検索結果

私がdpシリーズを手に入れた当初、
SIGMA dp Quattro カメラバッグ」と検索して得られた結果は以下のようなものでした。

しかしながら、これらは要件に合わず、
結果として新宿ヨドバシ・アキバヨドバシを各1-2時間さまよいながら、探すことになりました。

要件として挙げたものは以下です。

  1. 特に収まりの悪いdp3やdp0を1台ずつ収納できる
  2. より小さくより軽い
  3. サイドにストラップを装着できる
  4. 内側が起毛素材ではないこと
  5. 5,000円以下

なぜこれらを要件として挙げたのかは、次項で詳しく語らなくてはなりません。

撮影スタイルとカメラバッグ

私は主にスナップや風景を撮影するのですが、それぞれの撮影に合わせたスタイルをご紹介します。

スナップ撮影の場合

スナップでは、様々な構図で撮れた方が良いと考えています。
そのため、カメラにはショルダーストラップではなくハンドストラップを付けるようにしています。

ただ、カメラをずっと持っていたくはありません。

被写体が見つからない時には締まっておきたいですが、
バックパックなどに収納してしまうと、取り出すのが億劫になってしまいます。

そこで、「ジャストサイズなカメラバッグに入れ、肩がけする」という方法を採ることにしました。

これであれば、カメラにショルダーストラップを付けるのとほぼ同等の速写性が得られます。
なお、被写体がありそうな度合いに応じてジッパーを開けておくようにしています。

風景撮影の場合

一方、風景の場合には、森や山に入ることも多いかと思います。
私は、損傷等を防ぐ目的でカメラバッグに収納しています。

例えば、ショルダーストラップやキャプチャーで持ち歩いた場合、少し大きな岩を登ったり、渓流沿いを歩く度に、こすらないか!?、転んでぶつけないか!?と煩慮しなければなりません。

一時期、dp3 Quattroにキャプチャーを付けて使っていましたが、次第に傷ついていく姿がいたたまれず、キャプチャーは手放すことになりました。

海岸沿い、滝、砂地などの悪条件下でも、「ジャストサイズなカメラバッグに入れ、肩がけする」方法では、撮影時以外カメラを保護しておけます。

カメラバッグについて

なんとなく、要件の意図が伝わったでしょうか。

要件の「起毛素材ではない」ですが、
以前カメラが毛だらけになったことがあり、挙げています。

クッションの役割で起毛素材が採用されているカメラバッグは割と多いです。
特にマンフロット製のものに多い印象です。

ハクバは、安心のツルツルナイロンが多いです。

ちなみに、SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 | Artを収納しているバッグはこちらです。

最後に、なぜ要件に「5,000円以下」が入っているか。
このようなカメラバッグの使い方をしていると、色んな種類が増えていってしまうためです。
バッグ代でレンズが買えるようになってしまっては困りますからね。

dp3 Quattroにジャストフィットするカメラバッグ

まずはこちらから。
SIGMA dp3 Quattro + LCD VIEW FINDER LVF-01

ご紹介するカメラバッグがこちらです。

重さが200gほどです。

どう収納するかと言いますと、
まず、以下のようにLVF-01を収納します。
この時、LVF-01に覆いかぶさるような形で、仕切りをセットします。

そしてその上にカメラ本体を置きます。

以上です。

いかがでしょうか。
フロントポケットにはバッテリーやレンズクリーナーを収納しておけます。

ちょうどdp3 Quattroを収納できます。
筆者はサイドにショルダーストラップを付けた状態でスナップに出ることが多いです。

そして、2つ目に紹介するものは、おまけです。
あくまでバッグインバッグのような使い方を想定しています。
サイドにストラップを付けて首掛けすると、カメラバッグが一回転しそうなため注意が必要です。 (ジッパーが半開きだったらどうでしょう。)
コンパクトに収納しておきたい際などにおすすめです。

こちらの収納方法も同様です。
LVF-01をセットして、

カメラ本体を置きます。

こちらは小ささを追い求めた故、窮屈そうです。

ただ、本体重量は約100gと軽く、500mlペットボトルと比較するとコンパクトに収まっていることが分かるかと思います。

dp0 Quattroにジャストフィットするカメラバッグ

次はこちら。
dp0 Quattro

こちらは発売中止になってしまい、リニューアルされていました...

HAKUBA ショルダーバッグ ルフトデザイン ブロス XS ブラック 1.8L SLD-BS-SBXSBK

後継製品が出ているのですが、こちらはXSサイズが無く、Sサイズでは大きいようです。

dp3 Quattroと同じバッグに、つけっぱなしフードやレンズキャップを外した状態であれば収まるかと思います。汗

サラッとご紹介すると、

こんな感じ

です。

dp0 / dp3 Quattro 2台にジャストフィットするカメラバッグ

最後に。
SIGMA dp0 Quattro + SIGMA dp3 Quattro

約200gです。

HAKUBA カメラバッグ GW-PRO RED ベーシックショルダー M 4.3L 軽量コンパクト ブラック SGWPR-SBMNM

真ん中で区切り、

2台を縦に並べ、

収納します。

以上。

最後に

カメラバッグは撮影スタイルに合わせて選択していくのが良いかと思います。